登壇者紹介企画第四弾 〜石川一郎氏編〜
こんにちは、五月祭教育フォーラム2017スタッフの村上です。
本日は登壇者紹介企画の最終回、石川一郎氏です!
現在、香里ヌヴェール学院学院長及び21世紀型教育機構の理事を務められる石川先生は1962年東京の出身で、暁星学園に小学校4年生から9年間学び、85年に早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修をご卒業されています。
その後、暁星国際学園、ロサンゼルスインターナショナルスクールなどで社会科の教員として教鞭を執った後、2006年に開校直前のかえつ有明中・高等学校に変革の担い手として赴任されました。
同校で校長まで務められた石川先生は、任期中、生徒が主体的に取り組む学習方法「アクティブ・ラーニング」の先駆的な取り組みを実践されてきました。
それは、生徒たちのことを「未来からの留学生」と呼び、子どもたちにどんな力を持たせて未来に送り出してあげられるのかということが、これからの学校の役割であるという石川先生の強い信念に基づくものです。
人工知能の急速な発達により、今後ますます日本のみならず世界全体の動きが読めなくなりつつある現在において、子どもたちが新たな時代に向き合っていくにはどのような能力が求められているのか。
この緊急度の高い問いに正面から向き合い、子どもたちが生きる時代に役立つことを学べる場の形成こそが教員の真の役割であると石川先生はおっしゃっています。
このように石川先生は、今回のフォーラムのテーマである「大学入試改革」が世間で取り沙汰にされる前からも、新たな時代に向けた本当の教育を考え、実践されてきました。
だからこそ、様々な議論が生まれている今回の大学入試改革を、石川先生は「大きなチャンス」だと言います。
たとえ、まだ問題が山積する状況だとしても、これからの時代に向き合っていく教育を作ろうとするこの動きを決して中途半端なもので終わらせてはいけないという強い思いを持っていらっしゃいます。
2016年2月には『2020年の大学入試問題』(講談社現代新書)、翌年2017年1月には『2020年からの教師問題』(ベスト新書)を上梓されました。
その中では今回の大学入試改革、ひいてはこれから訪れる新時代を生き抜いていくためにはどのような能力が必要とされ、また教員はどのように対応していくべきかということが語られています。
そして当フォーラムにおいても、教員として、また学校を運営する立場として、今回の大学入試改革に対して教員が取るべき姿勢や教員のみならず、すべての我々一個人がこの大学入試改革から何を学びとるべきなのかを語っていただく予定です。
当日、ぜひとも石川先生のナマのお話を聴きにいらしてください!!
そしてあなた自身の目で、大学入試の全貌はもちろんのこと、今現在教育界で起こっている大きな地殻変動を目の当たりにしてください!
お待ちしております!!
◆五月祭教育フォーラム2017◆
大学入試改革!問われる新たな能力!
〜現場と家庭は何をすべきか〜
【日付】5月21日(日)
【時間】13:30〜16:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文1号館25番教室
【参加費】無料
【お申し込み】こちらのフォームにご登録ください