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「大学入試改革」を知りたい人が読むべき本10選


2020年から始まる大学入試改革。改革の背景から実情、現場に漂う空気感、改革の実情。そして何より私たちはこれから一体どうこの改革と向き合っていけばよいのか。

「大学入試改革」を語る上で外せないオススメ本を難易度別に厳選してみました!

★☆☆…難易度1(初級)

★★☆…難易度2(中級)

★★★...難易度3(上級)

 

----★☆☆

◎『教育の力』(苫野一徳/講談社現代新書)

教育哲学から説きおこし、学び方、学校、教師、社会のあるべき姿を論じます。これからの教育はどうあるべきか、そのためにどうしたらいいか、新進気鋭の教育哲学者がやさしく解き明かします。全ての人に読んでほしい、教育学入門のまさに新定番。当サイト執筆者の最高のオススメ本です。

◎『2020年からの教師問題』(石川一郎/講談社現代新書)

2020年の大学入試改革に伴い、教員にはどのような能力が求められるか、また今の教員の問題点について解説されています。教育改革を不安に思う方も歓迎する方も、教員ならば必見の内容です!

◎『日本の教育の危機はどこにあるのか』(陰山英男・出口汪/水王舎)

隂山英男と出口汪が昨今の教育改革の行く末を対談形式で語ります。改革が進む中で、「基礎学力」「言語力」「論理力」の重要性や、保護者や教員が何をしていけばいいのか、何が今までと変わるのかがわかりやすく書かれています。

◎『池上彰の「日本の教育」がよくわかる本』(池上彰/PHP文庫)

教育委員会、日教組、学習指導要領、いじめ...。教育に関係する言葉っていろいろあるけれど、そういえばよく分かっていないものも多いなあ。そんな方のために、今やおなじみ池上彰さんが、教育について丁寧に解説してくれます。教育に興味がある方の最初の一冊としておすすめです!。

◎『高大接続改革・変わる入試と教育システム』(山内太地・本間正人/ちくま新書)

高大接続の一環としての大学入試改革の内容と教育システムの在り方について解説されている。大学紹介もされており、大学選びをする高校生や保護者に最適。山内氏の本はどの本も読みやすく書かれているので、教育や大学について知識ゼロの方でも心配ありません。

◎『大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない』(山内太地/角川oneテーマ21)

大教室・一斉授業中心の日本の大学教育を鋭く批判。日本の全779大学と海外100以上の大学を取材した筆者が、アメリカやフィリピンの大学教育とと日本の大学教育を比較しつつ、これからの大学教育を考察します。小さいながら先進的な教育を行っている大学も載っており、大学進学を控えている学生やその保護者必見の内容です!

 

----★★☆

◎『2020年の大学入試問題』(石川一郎/講談社現代新書)

2020年の大学入試改革について、具体的な入試問題についても触れながら紹介。高校やインターナショナルスクールでの教員経験のある筆者が、これからどのような能力が求められるかを様々な観点から解説しています。

◎『「熟議」で日本の教育を変える現役文部科学副大臣の学校改革私論』(鈴木寛/小学館)

元文部科学副大臣、現在も文部科学大臣補佐官を務める筆者による教育改革論。ポスト近代という社会において求められるのはどんな能力か。若者への熱い期待を抱き、大学入試改革の旗手でもある「すずかん」が説く一冊です。

◎『大学入試改革-海外と日本の現場から-』(読売新聞教育部/中央公論新社)

大学入試が変わると言われても、どう変わるのかいまひとつイメージが湧かない方も多いのでは?そんな皆さんに、米国、台湾、韓国、そして日本の先進的な入試の事例を紹介するこの本をオススメします。仕組みだけでなく、入試担当者がどんな想いで、どんな選抜を行っているのか。ジャーナリストたちがその熱い想いを描きます。

 

----★★★

◎『高大接続改革にどう向き合うか(高等教育ライブラリ)』(東北大学高度教養教育学生支援機構/東北大学出版会)

AO入試をはじめ、先進的な入試・教育で知られる東北大学。その教授らや高校教員らが、高大接続改革の背景や影響について書いた論考集。やや難しいですが、信頼のおける本です。

 

五月祭教育フォーラム2017

大学入試改革!問われる新たな能力

〜現場と家庭はなにをすべきか〜

◼︎日付 5月21日(日) 13:30〜

◼︎時間 13:30〜16:30(開場13:30〜)

◼︎場所 東京大学本郷キャンパス法文1号館 2階 法25番教室

◼︎参加費 無料

◼︎後援 文部科学省、東京都教育委員会、文京区教育委員会


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